バブル期の相互接待を満喫しているうちに、
血圧が毎年、着実に上昇し続けていきました。
健康診断で測るたびに10ずつくらいアップ。
でも急激ではなかったので、あまり気にも留めず、
もちろん病院にもいきませんでした。
バブルがはじける前の年、
話しているうちに胸が苦しくなり、
息が続かない発作が現れました。
すぐに収まったため、ここでも病院には行かず。
そして二か月後ぐらいに二度目の発作が。
さすがに心配になり循環器科の病院へ。
診断結果は「狭心症」でした。
タバコはやめたほうがいいということで、
何とか一年かけて禁煙することができました。
食生活、運動習慣などの指導も受けました。
移動は車のため、ほとんど身体を使っていなかったので、
何か運動をしなければと考えました。
最初に思い付いたのが、以前少しやっていたゴルフ。
中年の運動といえば、これが代表的だと思います。
職場の同僚にミニコースに連れて行ってもらったり、
打ちっぱなしで一人練習をしたりして、
少しずつ始めていきました。
その時、ふと考えました。
これから先の人生のことを考えると、
夫婦二人で一緒にできる運動のほうがいいのではないか。
そう考えて、ゴルフをやめて社交ダンスを始めました。
これまで別行動だった休みの日も、
一緒に練習するようになり、
夫婦の会話は、確かに格段に増えました。
ただし、うまく踊れないとお互いに相手のせいにすることで、
夫婦の口げんかも、軽いものですが、確実に増えました。
ここから今に至るまで、二人のダンスライフは続いています。
ときどき、ダンスライフも紹介させていただきます。